2009年版・「装備」


5年ぶりの道具関連書き込み。

靴:
此処5年はずっとSportiva社製のTrangoを使用。2004年の初代モデル(左手前)は1年後にモデルチェンジ、ゴアテックスライナーが入り、 表面素材も防水性の高いものと変わった。この靴の使いやすさを越えるものはまだ見つけていない。うれしいことに中国製でなくイタリア製。 唯一の不満は、ビブラムソールの減り方がかなり早いこと。かなりソフトなコンパウンドで、1年半ほどでつま先部がかなり磨り減ってしまい、 買い替えとなる。これをはくと、3倍まではいかないが1.5倍ほど早く歩ける気になる。勝手に『赤い彗星の靴』と呼んでいる(シャアは白いブーツだったが)。 Aも使っているが、女性用のカラーはメタリックの水色で、これまた派手である。

ヘッドライト:
技術の進歩はめざましく、LEDの出力がかなり上がってきた。よってXenon球を使ったヘッデンはお払い箱となり、この三つが現在の常用品となる。 左は充電式でやや重いが、とんでもない明るさを出す。あまり荷物が多くない夜歩きに使う。 右は携行重量を少しでも減らさなくてはいけない長時間ハイク用。頭にバッテリーをつけるタイプのものは、重くて 電池を暖められないので買わない。小さく赤いのは非常用。First Aidキットの小箱と共に常に携行。

パック:
手前は今年の夏Mammoth Lakesの登山用品店で偶然見つけたVaude社のパック。背中がメッシュで、ハイドレーションスリーブ付き。 サイドコンプレッションベルトもついて、超軽量という究極のパック。赤いのもまた( ・∀・)イイ!。 ので、ここ数年使っていたキャメルバック製のものは、荷物を入れるスベースがかなり狭かったため、お払い箱になる。
奥のグレーのパックはOsprey社製。荷物の多い残雪期ハイキング用。スノーシューを入れて運べる(外につけるのは格好悪いのでしない)。 これも、背中に当る部分がメッシュで、ハイドレーションバッグ対応。大型のカメラと三脚を入れて運ぶのにも丁度いいサイズなのがわかった。

Jetboil:
鍋とガスバーナーが一体となったようなもの。熱伝導効率がかなり高く、あっという間に水が沸騰。 推薦できないが、手に持ちながらでも湯を沸かせる。泊まりがけハイキングもしくはオートキャンプ用。 左の緑色のものはLEDを使ったランタン。充電式かつ手回しの発電器が付いている。オートキャンプもしくは停電時に便利。

テント:
泊まりがけハイキングはあまりしないが、どうしてもというときはこれを使う。Blackdiamond社製Firstlight。フライなし、セルフスタンディングで、3ポンド弱、 二人でも使える。生地が薄く、岩などに擦れると穴が開くので、設営時には注意が必要。

通信装置:
二世代目の衛星電話。初代に比べかなり小型で軽量。幸いにもまだお世話になったことはない。

GPS:
初代が壊れてしまったので買い換えた。最近は非常用としてパックの奥にしまい込んでいることが多い。 次に買うならば、必要最低限の機能だけ付いた小さいものがほしい。