University Peak(SEKI NP)

2016年09月26-27日



26日


いろいろと地図を見て悩んだ結果、South Fork Kings Riverの支流Bubbs Creek最奥にあるCenter Basinに行き、近場の山を登ることにした。 聞こえはいいが、ただの「トレイルを使ったバックパッキングで山ふもとまで行きベースキャンプ設営、そこからデイハイクをする」。 5時に家を出て10時前にTHのRoads Endに到着。24日でトレイルのバックパッキング使用者数制限期間は終わっている。自己申請で許可証を所得し10時ちょうどに歩き始めた。 Bubbs CreekはMt. Brewerに行ったとき2回ほど歩いているが、いつも途中のJunction Meadowで支流のトレイル(East Creek)に右折していた。 今回はまっすぐ進みJMTに合流、そこから南下しForester Pass方面へと進む。 8時間ほどかけ約15マイルほど歩き標高10,000フィート付近にテント設営。約5,000ftの上りで疲れた。


高度のせいで、あまり寝られず喉もよく乾いた。


27日


朝は濡れたままテントの屋根に乗せておいた手ぬぐいがガチガチに固まるほどの冷え込んだ。歩き始めるとすぐCenter Peak(左側)が大きく見えてくる。 Center Basinはその左側の谷にあたる。JMTはPeakの右側を進み、Forester Passへと向かう。 が、いつまで歩いても分岐は見つからず、Center Peakがどんどん左横に迫ってきた。


分岐を見つけられなかったのはもう明らか、クロスカントリ―で東へと進みどうにか開けた谷にでることができた。 すぐに気に入った天場が湖畔に見つかり、ここを2日間のベースキャンプとする。 左はMt. Keith、手前はCenter Peak。


テント設営を終わった後すぐ、北側にあるUniversity Peakを目指す。斜面直下の湖から少し上ったところで頂上(左側方面)を見上げる。 本にはClass 1の登りと記述してある。確かに下半分ほどはそんな感じだったが、


やがて砂場の登りが始まる。足を踏み込むと、上げた高さの半分ほどまで沈んでしまい二倍疲れる。 どうにか尾根筋に出たものの、そこから頂上までも偽ピークを巻きながらの砂斜面歩き。 この写真を撮ったのが、南斜面の高さ半分ほどで、そこから頂上につくまで一枚も写真を撮っていない。 いかに余裕がないほど疲れていたかがわかる。 テントは真ん中の一番小さな湖の右側にある。 直線で1マイルもない。


ともあれどうにか頂上に到着。レジスターボックスと記念写真。 真後ろ中央はMt. Brewer。右端はBubbs Creekのある谷。


2時半に天場に戻った。5時間強程度のデイハイクだったがかなり疲れた。 日の高いうちにと水バケツを使って体を洗ってみたが、11,000ftではさすがに寒かった。 6時半過ぎから夕焼けが始まる。これは東側にそびえるCenter Basin CragとMt. Bradley。


北側にそびえるUniversity Peak。ちょうどテントのある辺りから右上45度にある尾根に向かい登り。 そこから3つの偽ピークを巻いて行った。


風もない穏やかな夜だった。