Yosemite Valley(YNP)

2016年02月20日



雪がそれなりにあり暖かい今年こそは、まだ見たことのない「燃えるHorsetail Fall」を見るチャンス。 ここしばらく好天が続き乾燥気味だったヨセミテだが、水曜から木曜にかけて嵐が通過した。 金曜の朝にWebカムを見るとHorsetail Fallのしぶきが逆光で光っていた。 見える可能性がある期間は2月中旬のわずか10日間ほど。今週末がチャンスとワクテカして家を出る。 セントラルバレーは厚い雲に覆われていた。天気予報によると、Fremont、セントラルバレー一帯は夕方から晴れるとのことなので、あまり気にしないことにする。

昼過ぎバレーに到着。Merced川南側に車を止めてHorsetail Fallを偵察。注意しないと水の流れには気づかない。 すでに道路にはコーンが立てられて、片側が臨時駐車場になっていた。スポットと思われるところには数十名ほどが三脚を立てて待っていた。 空はやや水分が多い感じ。


昼食のサンドイッチを買いこんですぐ、El Capitan Picnic Area付近に移動し駐車場所を確保。こちら側も片側車線は臨時駐車場となっている。 1時半ごろにから周辺の林を歩き回り、気に入った撮影場所を見つける。といっても見通しのよい処には必ず誰かがいて、三脚を立てて場所を確保していた。 三時半ごろ、900m相当のズームで撮ったHorsetail Fallの落ち口。


3時45分:このころ空はかなり曇ってしまい(ちょっと暗めに現像)、今日はダメかなどと悲観的な話をしていた。


4時7分:しかし、突然西の空のほうから青空が広がり始めた。一転気分はハイになる。ノーズの右側はすでに影に入っている。


4時20分:じっとしていられなくなり、立ち上がって待つようになる。


4時47分:このスポットにはあまり人は集まらなかった。車にジャケットを取りに行ってきたA曰く、かなりの人が道路沿いにいたとのこと。


5時24分:ノーズの影がHorsetail Fallに到達。日の入りまであと25分、太陽の位置ははかなり低い。 しかし西の空には霧状の雲が沸き、太陽の光線が弱り始まる、またも気分はローになる。このあとすぐAはあきらめて衣服をしまい始めた。


5時41分:ところが再び西の空は晴れ始め、35分頃から滝が色づき始める。ひたすらカメラのリモートシャッターのボタンを押し続ける。


5時42分:T担当のカメラでの一枚。最初は縦撮りしていたが、横撮りに戻した。


5時44分:A担当のカメラの一枚。 16:9にトリミング。


5時44分:予備の望遠で連射してみた。一瞬色が変わった。このあと色はすっとあせショーは終わった。 いろんなところから歓声と拍手が沸き起こった。


バレーの道路は大渋滞。が、120号は以外にも走る車が少なく、3時間ほどで家に戻れた。