Kibbie Ridge・Cherry Creek

Stanislaus National Forest/Yosemite National Park

2006年6月24日




新しく手に入れたTent Cotという、屋根つき折りたたみ式ベッドをフィールドで試すため、金曜の夜家を出た (すでに家の中で何度か宿泊し、寝心地のよさは確認済み)。0時にCherry Lakeのそばにつき、 道路沿いの空き地で寝る。暗闇の中での組み立ても意外と簡単で大満足。空は満天の星だった。



翌朝6時前にトレイルヘッドに着くと、FSのWildernessワゴン車が止まっていた。Bear Boxの中はきれいで、 ペットボトルやビール瓶などのごみがビニール袋ひとつにまとめられていた(後で得た情報によると、FSのレンジャーのJohnが 予定を変更してKibbie Ridgeに金曜日に入ったとのことであった)。



THのサインボードには、FSのBobが作った"Hey! what happened to our camp?"のメッセージが貼られている。 このメッセージには、FSがWilderness内での椅子、テーブル、ファイアリングなどの撤去を行っていることの説明を行っている。 その上は、これから行くフリントストーンの地図。ここは去年のシーズン末からキャンプ禁止にされた。



6時出発、途中の岩場下りでルート探しをしてしまったが、8時には目的地に着いた。 さて、そこで見たのは新しく作りあげられた椅子とテーブルだった。5月6日は何もなかったので、 ここ一月半の間に再構築されたことになる。時期を考えると、バックパッカーが作っているのは明らかだ。 最初は唖然としたが、すぐ気を取り直して写真撮影の後撤去に取り掛かる。 椅子の数から見て、大グループで作ったとしか思えない。 去年あったスレート状の岩はもうないので、大きめの石を組んで作られている。 おまけにテーブルの岩に間には、大量の砂が詰めてあった。



作業終了間近。岩はなるべく遠くに散らし、いくつかは、近くの泥の中や滝つぼに落とし、使いづらくしてしまう。 焚き火の跡の墨は穴を掘って埋める。手袋を持ってこなかったので、最後はかなり手が痛んでしまった。



3時間かけようやく作業終了。また再建されるだろうが、あと数回も繰り返せば、まともに使える 岩はそのうち無くなってしまうだろう。



作業のあとは、クリークを少し辿って、ゴルジを覗き込みに行く。水量はまだ多く、カヤックのシーズンにはまだ早そうだ。



帰りはCherryダムの横にあるKioskで、夏季の間Yosemite National Parkで働くRyanと話をし、情報交換をする。 この辺一帯はFS、NPS、Hetch-Hetchy Water and Powerの三者が混在して管理が行われている。 いよいよ来週は独立記念日の連休。また戻ってくることになりそうだ。