Tuolumne五大瀑布見学

Yosemite National Park

2006年6月17日


Tioga Roadが開いた日には滝見学と決めていた。気合いを入れて4時半に家を出発。140号閉鎖の影響を心配していたが、 意外にも交通量はほぼゼロで、かなり早めにCathedral Creekに到着した。いつものルートには残雪はほとんどなく、快適にTuolumne Riverにたどり着いた。 谷全体に響くTuolumneの低い轟音はいつ聞いてもすばらしい。

White Cascadeの下のプールは氾濫していた。Glen Aulin HSCの様子を見に行ったAによると、Conness Creekを渡る橋の周りも冠水していたとのこと。 写真はGlen Aulinの高台のすぐ下流にあるプール。ここまでのトレイルには一人の足跡がついていた。 最近のものなので、多分Tuolumneのレンジャーが偵察に来たに違いない。しかしここから先は獣の足跡だけとなってしまう。 ということは、自分らが今年最初の三大瀑布訪問者かとにんまりする。



California Fallsそばのトレイルは、200メートルほどが完全に水没していたので、倒木渡りをつないで進んでいく。 (シーズン始めこのあたりのトレイルは冠水しているのは知っていたので、あまりにもひどいときはAを背負って進もうと、Tはサンダルをパックの中に忍ばせていたが、使わずに済んだ)。



水量が多かったので、LeConte滝の位置がよくわかった。Waterwheel滝(写真)は暴力的な水煙、水車を巻き上げていた。 これまでと異なり、岩の斜面がかなり広域にわたり濡れていた。



Waterwheels滝の下部。



来た道を登り返す。Glen Aulinでは、Tuolumne Meadowsから来た総勢10名ほどのハイカーを見かける。 足回りはトレイルランニングシューズと軽装かつドライだったので、トレイルの状況はよさそうだ。



最後はオプショナルツアーで、小さなドームに登って景色を楽しんで帰る。行動中、NPSの無線交信をモニターしていたが、かなりの数の車が Tioga Road上のスピード違反で捕まっていた。またTenaya Lakeに釣り糸をたらして警告を受けるものや、サンルーフから頭を出して運転し怒られる 車もいた。いよいよ夏だなと思った。

ビデオ撮影地点地図
1. Tuolumne Riverは、Tuolumne Meadowsの西端付近から傾斜がつき始める。
2. やがて最初の滝、Tuolumne滝が出現。
3. そのすぐ下にはWhite Cascade滝があり、プールのすぐ横にGlen Aulin High Sierra Campがある。
4. Glen Aulin HSCの横の高台からは、Tuolumne、White Cascadeの滝、そしてGlen Aulinの谷が見渡せる。
5. 平らな谷底を進むとやがてCalifornia滝が出現。
6. トレイルはTuolumne Riverに沿って作られている。
7. 次にLe Conte滝
8. そしてWaterwheel滝
9. Waterwheel滝の中段付近
注意:カメラの欠陥?のため画質に問題(右側が紫色になる)があり。動画ファイルサイズは4-7M。