Sonora Pass(9,628ft.)/Leavitt Peak(11,569ft.)
Emigrant Wilderness(Stanislaus National Forest)
2006年6月11日
あと一週間ほどでTioga Roadが開通しそうなので、高度・雪上歩行のトレーニングをするため、Sonora Passへと出かけてきた。峠から
南3.5マイルほどのところにあるLeavitt Peakを目指す予定(これで3度目)。108号は標高8500ft.付近から、両側に雪が出始まる。
峠の数百メートル手前に車を止めて準備をする。久しぶりの3,000メートルなので、空気の薄さを感じる。
車道をすこし歩き、峠のすぐ横から雪面に入り、一気に尾根めがけて直線ルートを取る。Aは数歩も歩かないうちに
雪面は苦手じゃと文句をたれ始まる(同じ山に何度も登るのも嫌いなAである)。というわけで、ちょうど数百フィート登った標高10,000ft.地点で今日の行動を早々に終了。あとは
Tの単独行動となる(写真左下にAが写っている)。
雪の斜面を登って行くと、主稜線に出る。一部ではPCTが見え出している。写真奥左側がLeavitt Peakで、ルートはその右側の広い斜面を登る。
この斜面はテレマークスキーやスノーボーダーで賑うらしい。
尾根沿いのPCTは、かなりの部分が露出しており、また雪面部も前日のスキーヤーのトレースがしっかりついていたので、かなり早く進めた。
途中から稜線を外れ、斜面の方に下り、斜面の登り口に達する。
斜面には、スキーの跡や、キックステップの跡がついている。おかげでかなり楽をして登れた。
2時間15分ほどで頂上についた。レジスターボックスに”6/11/06 USFS Wilderness ○-○○ 11:07AM from Sonora Pass"と記入する。
前日はPalo Altoから8人ほどのパーティが来たようだ。
ヨセミテ方面をズームで撮影。来週(行けたら)はかなり雪の多いヨセミテを楽しめそうだ。10分ぐらいほど遊んでから、すぐ下り始める。
登った斜面は雪がかなり柔らかくなっており、期待したグリセードの大滑降はできなかった。斜面の下で、登ってきた二人組のテレマークスキーヤーと話をする。
Windernessの境界(写真上)まで戻ってくると、13人ほどのスキーヤー、スノーボーダーと会って、話をする。
13時、Sonora Passに戻ってきてTHサインをチェック。雪のせいかポスターがはがれかかっていた。
きれいにはずし、周りの落ちている空き瓶などを拾って出発。ポスターはPinecrestのSummit Ranger Station
に立ち寄って渡していく。受付にはWaltをはじめ3人のスタッフがいた。Snowmobileがいたことや峠の様子などを報告して帰途につく。
本を持参しなかったAは、3時間半ほど車でぼーっと待っていたことになるが、その間、通りががりの観光客や、スキーヤーなどの面白い行動を観察していたらしい。