Big Oak Flat Trail探し
標高7,000ft.付近
Yosemite National Park

2005年10月16日


1800年代後期の古地図によると、Big Oak FlatというトレイルがTamarack FlatとRibbon Meadowを結んでいた(1869年7月、Muirもたどった道のようである)。 最近廃道探しが趣味になりつつあるTは、早速その検証に出かけることにした。まずはTioga RoadがTamarack Creekの源頭と交わる付近に車を止めて、 いきなりMerced-Tuolumneの分水嶺に沿って藪漕ぎを始めた。が、すぐに棘のある潅木に妨げられ、すぐさまあきらめる。で、Tamarack Creek沿い のトレイルを下り、まずはTamarack Flatのキャンプ場を目指した。




一時間ほどでキャンプ場に着く。Gin Flatでゲートは閉じているので、人っ子一人いない。静かなテーブルで小休止のあと、 キャンプ場横からクロスカントリーハイクを開始。キャンプ場にはLodge Pole Pineが多かったので、もしやBlazeが見つかるかもと、 Aによく注意して見回すように伝える。だがLodge Pole Pineは忽然と消えてしまったため、目印をあきらめ、ただひたすら東に向かってSugar Pine、Red Fir、 Jeffrey Pineの斜面を進んでいく。途中でかなり大き目のSugar Pineコーンに遭遇。



谷沿いを進む。




一時間で、予想していたとおり、景色の悪い尾根に着く。期待どおりの景色を見つけたTは喜ぶが、Aは景色が悪いとこぼす。 ここからTはオプショナルツアーで、さらに東に進む。Aは一時間ほど、持ってきた無線機でNPSの交信を聞いて暇をつぶす。 ホテルで火事のアラームがなったとか、Glacier Point Roadでバスに車が突っ込んだなどでパークポリスは大忙しだったようだ。






Tの最長到達地点。Cascade Creekを望む。結局トレイルの痕跡はまったく残っていなかったが。 まあ、こんな感じのところをトレイルがあったのかということがわかったので、よしとする。



この頃から、西方より火事の煙が入ってきて、目や鼻がつんつんとしだした。太陽の光は黄色くなり、すでに枯れて黄色い木の葉とあいまって 何ともいえない雰囲気をかもし出していた。



いよいよ煙は厚くなり、太陽も黄身がかった色になる。