見習いレンジャー卒業
Pine Crest

2005年9月24日


形式的にではあるが、今年の新入ボランティアレンジャーの卒業試験が行われた。 午後1時にPinecrestレンジャーステーションそばのCow Meadowトレイルヘッドに集合。 4時間かけて質疑応答やパブリックコンタクトのケーススタディが行われる。最後はボランティアーピンをもらう(写真右側)。 本業のForest Service職員は、丸ではなく、腕章と同じ盾の形をしたピンをつけている。




今日集まったのは新人8人(正確には家族を入れ11人)と先輩、およびForest ServiceのBobら7人。対話型で基本知識の質疑応答が続いた。 トピックは:Wilderness Actの基本知識、Leave-no-Traceの7原則、無線関係、Stanislaus National Forestのレギュレーション、 Wilderness Permit発行に関すること等々。そして合間を縫ってかなりトリッキーなパブリックコンタクトの実習があった: [1]酒とドラッグ(注射針が落ちている)で酩酊状態のバックパッカーが、宿泊禁止区に泊まっているのに遭遇した場合、 [2]非協力的なハンターとの遭遇、 [3]敵意むき出しのBackpackerとの遭遇、 [4]山の中で、糖尿病のためインシュリンの注射が必要な子供が迷子になってしまい、パニック状態の母親に助けを求められた場合。 と、こちら側もパニックに陥るような難しいシナリオばかりだった。ともあれあっという間に4時間が過ぎ、最後はコンパスとGPSを使った 宝探しがあって、卒業トレーニングは無事終わった。快晴だったが、5時ともなると、標高7,000ft付近の林はかなり冷え込んでいた。



早速ピンを両側につけてみたところ。丸ピンはかなり重い。