Chewing Gum, Granite, and Y-meadow Lakes
Emigrant Wilderness/Stanislaus National Forest
標高 8,000-9,000フィート付近
2005年8月13日


レンジャーマニュアルによると、Wildernessでの利用者へのコンタクトは重要な任務であるとなっている。具体的にはトレイルやキャンプ地でBackpackerやHikerと積極的に話し、アドバイス、Leave-no-Traceと言うForest Serviceが支持するWilderness倫理の指導、Wilderness許可証の提示を求めたり、不所持者への発行をするといったもの。山を好き勝手に歩き回り偵察をしているほうが気楽でいいTだが、好きなことばかりやっているわけにもいかないので、今回は先達について、その辺を学ばさせてもらう事にした。写真はBurst Rockで本部に連絡を入れる先輩のRandy。



RandyはBackpacking、吉野屋はデイハイクなので、今日は楽々ハイキングと思っていたAであったが、期待は全く裏切られてしまった。Randyは重い荷物なのにかなりのスピードで進む。最初の湖についたあとはXCハイクとなり、岩場を越えて進んでいく。


2番目の湖Granite Lake。ここには2組のパーティがキャンプをしていた。


次のY Meadowは大きな人造の湖で、THから適度な距離のところにあることもあり、かなりのBackpackerがいた。Randyは全員に会って話をしていく。足早に進んでは突然立ち止まり話をするという、いつもの吉野屋ペースとは違い、なかなかペースが合わせられない。4時間半ほど行動した後、Randyとトレイルの分岐で分かれる。ここまでがんばってついてきたAであったが、ついにバテてしまい、がっくりとスピードが鈍る。かなりの部分で脈拍が上がっていたらしく、グリーコーゲン切れを生じてしまったようである。そのあと幾組かのBackpackerに会い、湖の混み具合、トレイルの状況などを聞かれた。

Wildernessの境界まで戻ってきて本部に連絡を入れるT。最近はあまり緊張せず話せるようになってきた。今回はトレイルメンテナンスがあるかと思い、小ぶりのスコップを持ってきたが、空振りに終わってしまった。3時半にTH着。結局行動7時間半の、Aにとっては思いも拠らぬハードな一日となった。