Taft Point・Sentinel Dome
標高 7,503ft. - 8,122 ft.
Yosemite National Park
2004年11月20日
先月末の大雪の後は好天が続き、雪はかなり融けてきたようだ。
そこで今日はスノーシュー歩きをすることにする。
11月も下旬ともなると120号Eastの朝の交通量は殆ど無くなり、
108号を曲がってからは、車一台を追い越しただけだった。
そんなわけで3時間弱でValley内に入れた。4マイルトレイルの前には、
車が一台も止まっていなかった。
その状態に吸い込まれるように停車する。
これで今日はTaft
Pointを目指すことになった。
![](JPEG2004/2004.11.TF.01.jpg)
まずはトレイルランニングシューズでGlacier Pointまで上る。足元は軽く、
写真撮影も殆どしなかったので、1時間40分ほどで着いた。後でわかった事だが、
ヨセミテ国立公園大好き! 執筆者の
すやま氏はこの頃Half Domeを目指していた。
![](JPEG2004/2004.11.TF.02.jpg)
Glacier Pointからは道路を通りTaft PointへのTHを目指す。最初のうちは
路面がところどころ出ていたが、進むにつれ雪が被い始める。途中で登山靴に履き替え、
坂を登りきったところでスノーシューを装着した。サイン(一番上の写真)がでてきた
ので、道路を外れ西に向かい林の中を進んでいく。1マイル強ほどいくと、Taft Point
付近に到着した(11時半)。
![](JPEG2004/2004.11.TF.03.jpg)
Taft Pointの最先端部に手摺は無く、足元からキレ落ちていた。
覗き込むのにはかなり勇気がいる。写真奥はCathedral Rock(左)と El Capitan(右)。
実はTaft Pointへくるのは今日が初めてである。Glacier Pointに比べ売店、
駐車場といった人工建造物はなく自然ですばらしいが、景観がやや劣るかなと思った。
しかし知りうる限り、El Capitanが一番綺麗に見えるポイントだ。
![](JPEG2004/2004.11.TF.04.jpg)
30分ほどしてから戻り始める。帰路はPohonoトレイルを通ってみることにする。
トレイルの上の雪はやや窪んでおり、大して迷わずに進めた。
今日は天気は快晴だがなぜか寒く、Glacier Pointからはずっとフリースを着て歩いている。
対岸のヨセミテフォールの奥の方は、雪が全くないようだ。
![](JPEG2004/2004.11.TF.05.jpg)
トレイルはSentinel Dome(写真)のすぐ西側を通っている。せっかくだからということで、
ついでに登っていく事にした。驚いた事に誰も来た形跡はなかった。またしても独占状態。
![](JPEG2004/2004.11.TF.06.jpg)
Sentinel Dome上にて(1時半)。この頃から風が強くなり始めた。そのせいかGlacier Pointには
誰もいなかった。気温が低いせいか、トレイル上の雪はがちがちに凍っていた。
ゆるい林の中の道で足を滑らせ、しりもちをついてしまう。声をだして自分を叱る。
雪もなくなったところで靴を履き替えた。4時ちょっと前、陽の翳ったTHに戻る。