Roosevelt Lake
10,184ft.
Yosemite National Park

2004年9月25日

Conness Creekとその北側を歩いてみることにした。 往路はLembart DomeのTHを起点とし、Dog Lake側のトレイルを使いYoung Lakesへ向かう、 そこからはクロスカントリーで北上、Roosevelt Lakeへ。復路はConness Creek沿いに 下りGlen Aulinへぬけ、Tuolumne Meadows通って戻るというもの。 Conness Creekの状況がいまいちわからず一抹の不安はあったが、月夜なので遅くなっても いいだろうということで決行。9時にTH出発。9月も終わりとなると、 さすがのTuolumne Meadowsも人、車が少ない。まずはDog Lakeトレイルを使いYoung Lakesを目指す。 Ragged Peakの手前付近からCatherdral Range(写真)がよく見えだした。




Young Lakesには2時間ちょうどで到着。一組のバックパッカーに出会った以外は誰もいない。 ここから2年前に見つけた枯れ沢を下っていく。谷筋の岩陰には1週間前に 降った雪が残っていた。Conness Creekまで下って上り返し、写真左側の谷を目指す。


標高9,800ft.を過ぎたあたりで樹林帯をぬけ、高地の草原地帯を歩いて行く。 微風快晴で暑くも寒くもなく、絶好のハイキングコンディションだ。


やがてRoosevelt Lakeが現れる。写真では良くわからないが、真っ青の 湖だ。North Peakも見えている。ここでキャンプし、ボーッとしたらいいだろうなと思う。


湖からはしばらく西に向かって進んで行き枯れた沢を南下、Conness Creekの本流を目指す。 写真左はTenaya Lake方面、Half Domeが見える。中央はGlen Aulin方面。その遥かかなたには Tuolumne Peak、Mt. Hoffmannが望める。


Conness Creekの本流に降りたってから少し行くと突然女性の単独行 バックパッカーが横の林から出現した。お互いにびっくりする。 Roosevelt Lake方面に行くとのことで、ルートを聞かれる。 なんと地図なしで、Young Lakesの手前からクロスカントリーで下降してきたとのこと。 ちょっと立ち話をしてから、もう使わなくなった地図をあげてわかれる。 このイベント以外は全く単調なクリーク(沿い)の下降が続いた。 谷自体はぱっとしないし、谷に沿って歩くこともできない。ので、 横の林の中を藪を避けつつ進んでいく。2時間かけてようやくGlen Aulin のハイシエラキャンプ裏にたどり着いた。営業は終わっていたが、6張りほどのテントを 見かける。


はじめて歩くTuolumne Meadowsの西側(Tuolumne FallsとDigley Creekとの間)。 川底がかなり見えている。草原ももはや金色だ。 ここを月明かりの下で歩きたかったのだが、今日は時間が早すぎたため、 またの機会ということになってしまった。


影法師がかなり長くなる5時半にTHに戻ってきた。写真はおなじみLembert Dome。