Lake Vernon - Tiltill Valley
6,564-5,587ft.
Yosemite National Park

2004年7月4日

今日は、連休の混雑を避けHetch-Hetchy湖付近でハイキングをすることにした。 ロングハイクで、少し奥の方に行ってみる予定。Beehive経由でLake Vernonに行き、 Falls Creek上流付近の地形を偵察。そこからTiltill Valley、Rancheria Creekを 回り、湖の北岸を通って帰るというループハイク。 写真はBeehiveを少し越えた付近のトレイル。周りには色々な花が咲いていた。



Morain Ridgeのトレイルから分岐してしばらく行くと、樹林帯を抜けFalls Creekを見下ろす 高台に出た。谷全体が岩で構成されており、ケルンを辿って進んでいく。


やがてLake Vernonを見下ろす高台にたどり着いた。 中央はAndrew Peak、右はTiltill Mountain。


トレイルを外れ湖に立ち寄って顔を洗う。水はかなり温かく、泳ぐのにはもってこいだ。 湖西岸からはFalls Creekが流れ出しており、立派な橋が架かっていた。近くの木陰で バックパッカーが休んでいた。そこからすぐスイッチバックが始まり、Mt. Gibsonから南西に 派生する尾根めざし約1,000フィートほど登っていく。さわやかな風と、 歩きやすいトレイルに助けられ、殆ど苦にならなかった。


尾根を南に回りこんでいくと、 Hetch-Hetchy湖の対岸の尾根が見え始まった。ここからTiltill Valley までは2,000フィート近い下りが待っている。 中央左寄りはSmith Peak。


Tiltill Valleyは山間の隠れ里のようなところだった。 中央部はメドウ状になっており、ピークを過ぎたShooting Starを始め 色々な花が咲いていた。対岸にある細い谷を登り Hetch-Hetchy湖側へと向かう。メドウの中央には道標があり、ダムまで9.2マイルと 書いてあった。これを見て、あと6マイルと聞かされていたAは激しく落胆する。


スイッチバックを下りRancheria Creekへと降り立つ。ここで以前歩いた トレイルと合流し、あとはひたすらダムを目指す。写真はKolana Peak。高度は既に 4,500フィート近くまで下がっており、かなり暑い。 Wapama Falls(水量がかなり減っていた)の下でついに二人とも 持ってきた水(3L)が切れてしまい、水作り休憩。フィルターの 管を直接口に挟みごくごくと水分補給。やはり山の水は旨い。 6時に駐車場に戻った。という訳で全長25マイル、行動10時間のロングハイクであった。