Lower Cathedral Lake-Tenaya Peak
9,288ft. - 10,200ft.付近
Yosemite National Park

2004年7月31日

今日はTeneya Lakeの東側の山を歩くことにした。ルートは まずPywiack Dome(写真)の麓を流れるcreekを辿り、Cathedral Lakesを目指す。 そこから南にある無名峰(10,450ft.)を登り、Tenaya Peak経由で 湖の南端に下る。あとは南東岸のトレイルをまったりと歩いて戻るというもの。 7時45分Tenaya Lake北の駐車場に到着、さすがにまだ誰もいない。 さっと準備をして8時ちょっと前に出発。


Pywiack Domeのすぐ前にある橋のところでTenaya Creek沿いのトレイルを右にはずれ、無名のcreekを つめていく。最近気づいたことだが、Tenaya Lakeの水源のひとつはLower Cathedral Lakeなのである。 スラブ状のcreekに水は殆ど無く、快適に登っていけた。写真後方にかすかにTenaya Lakeが見えている。 上り終わったところで目前にCathedral Peakが現れた。逆光なのでよく写真は取れなかった。


Lower Cathedral Lakeの北岸沿いには立派な踏み跡がついていた。それを辿り東側に回りこむ。 写真は湖の東岸から眺めるTuolumne Peak。実は今日のハイクのもうひとつの目的は Aの靴(Sportiva社のTrango S)の履き馴らしにある。 この靴、超軽量尚且つ底が固い。Tが岩場のコースに良いというので、 まねをしてメイルオーダーをした(つまり試し履きをしていない)。


湖のちょうど南に聳える無名峰の斜面を登る。左肩めがけ断層が走っており、それを伝って 行く事にした。


この断層は所によっては深さ7メートルもあるかと思われる深い割れ目が形成されていた。 その間にはまり込んでいる岩を使い横断、なかなかスリリング。またチムニー登りも出てきた。


無名峰直下でのパノラマ。勿論中央はCathedral Peak、右に聳えるのはEcho RidgeとEcho Peak群。 右端はMatthes Crest。手前はLowerとUpper Cathedral Lake。 ここまでClass 2(一部3)の岩場を登ってきたが、Upper Cathedral Lakeから詰めていけば Class 1で来れそうだ。


無名峰からみたTenaya Lake。Tenaya Peakは手前のピークの陰になっていて見えていない。


Tenaya Peakで一休み。やはりここから見るYosemite Valleyは凄い。 Leonardの一節が思い浮かんだ:" Some of these precipices appeared to us to be more than a mile high. Some of the men thought that if we could succeed in descending one of these precipices to the bottom, we might thus work our way into the valley below"


朝車で通ったときはTenaya Lakeの水はあまり綺麗じゃないねなどと話していたのだが、それは 光線のせいであることに気づいた。南東側はさすがに人がいなかった。 という訳で1時ちょうどに車でいっぱいの駐車場に戻る。

はじめて歩いたTenaya Lakeの砂浜。思わず海辺かと思った。 日光浴の客がかなりいた。たいした川もないのに砂浜はどうしてできたのか と気になったのであった。