Yosemite Valley
標高 4,000ft. 付近
Yosemite National Park

2003年12月29日

AのXCスキーが出来上がったので、トレーニングにCrane Flatへ出かけることにした。 が、公園入り口には "Chain Required"のサインが出ている。 レンジャーにも「チェーンをつけなきゃだめよ」ときつーく言われる。 指定の場所では路面に雪はない。本当に必要なのかとぶつぶつ言いつつ取りつけにかかる。 Tにとっては初めて自分でつけるチェーンである。ああでもないこうでもないと 試行錯誤をくりかえし、30分ほどかけて完了。当然疲れきってしまい、 今日はYosemite Valleyだとすぐさま目標を変更する。 じゃらじゃらと雪のない道を走ると、道には突然雪が出始まる。 120と140の交差点付近では既に雪道となり、最徐行どこぼこ走りとなる。


Yosemite Village前の駐車場が空いていたのでそこに止めて準備をする。 気温は高く素手でもさほど冷たくない。まずはYosemite Fallsの見える平原のほうへと 進む。最初Aはスキーの止金具に靴をはめ込めず、しばしじたばたしていた (後に慣れたようだ)。

この頃が一番天気がよかった。ので、メルセド川の下流のほうへ向かうことにした。 Yosemite Fallsの上部岩壁に張り付いた氷も溶けて落下し始め、 どかーん、どかーんと轟音が響き渡る。背景はHalf Dome。

地図がないので処かまわず歩き回ってみた。気がつくと(水分をめいっぱい含んだ)雪が降り始まり、 遠くの景色は見えない。既に2時間半ほど遊んでいるので、引き返す事にした。 Tはゲイター(ロングスパッツ)を家に忘れてきたので、大げさにも クライミングパンツなどをはいて行動している。

帰路、雪はぼそぼそと降り続けた。 4時間後駐車場に戻ったときには車の上に5センチほど積もっていた。