Glacier Point/Sentinel Dome
標高 7,214ft. / 8,122 ft.
Yosemite National Park

2003年12月7日

先週のTioga Roadツーリングで雰囲気がつかめたので、 Glacier Point付近へスキー遊びに出かけることにした。 金曜の夜からの嵐で、山は新雪が期待できそうだ。 と、いいことばかり考えて、いつも通り120号を走ってやってきたのだが... 道は深い霧と雨、転がる岩のかけらで夜明け前の走行には最悪の状態だった。 ようやく明るくなった頃、Crane Flat付近ではシャーベット状の雪が道を覆っている。 必死の運転でやっと(2年半ぶりの)Valleyにたどり着いたのであった。 しかしここでは雨がばらばらと降り、ガスにも覆われ、周りの景色は全く見えない。 まあこんな時もあるかとあきらめて8時に歩き始めた。


高度が上がるにつれて、雨足は弱くなってきた。 雲は次から次へと沸き起こり流れていく。その合間に 岩壁が見え始まった。一瞬の間El Capitanの全容が見える、 あわててシャッターを切る。

10時過ぎにGlacier Pointに着く。トレイルは新雪に覆われていて、 足跡は全くない。ここはわしのものだといわんばかりに足跡を着けまくり 展望台へ向かう。 しばらくの間雲が切れるのを待つが、見込みがなさそうなのでスキーに履きかえ Sentinel Domeに向かう。これは唯一撮れたHalf Domeの写真。

積もる雪の深さは場所によりまちまちだ。ここは比較的雪が少ない。

12時少し前にSentinel Domeに着いた。頂上には今年の夏についに倒れてしまった Jeffery Pineが凍りついて転がっていた。悲しく寂しい姿であった。 この頃Half Domeが顔を出し始めた。

10分くらい頂上でうろうろした後、下り始める。 2時少し過ぎにはトレイルヘッドに戻れた。天気はだいぶよくなりつつある。 Yosemite FallやBridalveil Fallには最盛期とは程遠いが水が流れ落ち、谷に音 を響かせている。 帰路は140号を使う。Central Valleyは晴天であった。