Tenaya Peak
標高 10,200フィートほど
Yosemite National Park

2003年6月14日

120号からNorth Domeへ登りに行くつもりだったが、思いのほか雪がとけていたので
Tenaya Peakへと急遽行き先を変更。Tenaya Lakeの出水口そばのSunriseトレイルヘッドから歩きはじめる。
ところが出水口付近は雪どけ水が氾濫し、トレイルは完全に水没していた。
これはNorth Dome行きかと半分あきらめつつ下流のほうに数百メートルほど
歩いていくと倒木を使う渡渉点が見つかった。
これはラッキーと気をとりなおしてクリークを越え山に向かったのであった。


1時間も登ると、Clouds Restや Half Domeと言ったヨセミテバレーの有名どころが よく見えはじめてくる。
2時間強の後にはピークに到着。写真は  Clouds Rest(左端)、Half Dome、Mt. Hoffmann、Tuolumne Peak(右端)方面のパノラマ。 手前の湖はTenaya Lake。2週間ほど前に見た寒々とした雰囲気はもうなく、夏の気配を感じた。
反対側にはMt. Conness方面の山々が見えている。鋭い手前の岩峰はCathedral Peak。 ところでここの頂上には直径20cmほどの岩のアーチが二つほどあった。
Mt. Lyellが見えたのでTはAに説明するが、なかなかAは要領を得ない。 ではとコンパスを使って教えることにする。しかし2人の間でなんと5度近くも角度の差が出てしまった。 と言うわけでコンパス講義を展開し、Aに「正しいコンパスの見方」を教授することになる。
40分近くウダウダとした後、一気に下り始める。
これが問題の渡渉点。幸いにも大木がクリークをまたいで倒れていた。