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トレイルヘッドと言っても、百メートルも歩くと道らしきものは消えてなくなり、 全くの密林歩きとなる。しばらく行くと、水の滲み出している斜面に踏み込んだ。 足元に蠢く物があるので、よく見ると赤いヤモリであった。突然の珍客に あわてふためいて(のろのろと)逃げまどうのであった。 |
やっとの事で密林を抜け出す。荷物が重いと藪漕ぎは困難。 |
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1時間ほど歩いたところでキャンプ地を設定する。 薪を集めて夕飯を食べ終わるともう8時。後は焚き火をしながら 暗くなるのを待ち、星を眺めるだけである。後に北斗七星を見つけ北極星らしきものを見つけるものの、 コンパスの北とその北極星らしきものが一致しない。次からは星座早見表が必要だ。 |
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翌朝。ゆっくりと朝ごはんをてべてからクリークを見に行った。 なんと去年歩き回れた川底は、雪どけ水による激流の下であった。 |
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クリークまで降りていき、水の勢いに圧倒される。 ここの川底は、昨年の秋にはからからに乾いた平らな岩場であった。 |
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下流のほうを見たところ。Cherry lakeが見えている。このあたりの川底に大きな 岩穴が穿たれていた。 |
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さて帰りにはGPSでナビゲーションの練習をする。空のよく見える岩場では実力を発揮したのだが、 一度林の中に入ると、信号を受信できず全く役に立たなかった。勿論視界も全くきかず、コンパス もよく使えない。結局は感に頼って歩く方が信頼でき、かつ早いことがわかった。 |