Treasure Lakes
標高11,000フィート付近
John Muir Wilderness (Inyo National Forest)

2002年8月4日

今年のメインイベントとしてRock Creekの奥にあるMt. Dade の登山を 考えていた。マンモスレイクスに着いた翌日、早速山の様子を見にきたのだが、 アプローチの鍵となる雪渓がほとんど消えているのを見て今年は あきらめることにした。 が、このまま何もせずに来年まで待つのも癪なので夏合宿最後の日、 雪渓のすぐ下にある Treasure Lakesまで偵察にやってきた。
トレイルへッドはRock Creek の行き止まりにある。朝も早いと駐車場はがら空き。 (10時に行こうものなら、0.5マイル前から歩く羽目になる)。やたら冷えていてAは鼻水が止まらないとぼやく。 昨日登ったMt. Morganが左手に聳えている。一度登ってしまうと、 それまで気にもとめなかった山が気になりはじめるものである。
1時間ほどでLong Lake に着く。目前にMt. Dade とMt. Abbotが聳えてくる。 これからすぐトレイルを外れ踏み跡をたどりTreasure Lakesを目指す。
Treasure Lakesのほとり。真正面に登ろうとした"The Hourglass" と呼ばれる雪渓(の名残り)が見えている。 まだ空気は冷たく風も強い。鼻が詰まって呼吸困難状態のAが左端でうずくまっている。
あまりにも涼しいので、10時のおやつを食べた後すぐに下り始める。 突然この谷はきれいなU字型に削られているのに気づいた。 下に見えるLong Lakeまで下るとようやく空気が温まり始まった。 この辺りまではトレイルヘッドからの高度差も ほとんどないので老若男女あらゆるクラスのハイカーでにぎわう。